立場によって変わる草食系と肉食系とは
前回の記事においては現在の世の中、特に不況が草食系男子の見解を作り出していると書きました。
事実として不況が与える結婚への認識の影響は大きく、
凍りついた経済がいかに未婚を加速させているかが分かりました。
つまりは、男性の収入に繋がる物…職業にもそれが影響しているのではないでしょうか?
実際のところ、婚活を積極的に推し進めている人を肉食系と称するなら、
この肉食系男子と呼ばれている人には、一定の傾向が見られます。
それは、先に挙げた職業なのです。
職業によって立場が変わるのは分かりますが、どうして職業によって肉食が増えるのか?
理由は簡単です。
まず、純粋に給与が多ければ多いほど、肉食系男子の比率は増えています。
給与が多いという事は生活に余裕があるという事で、結婚したとしても、
奥さんはおろか子供まで一人で養える経済力があるという事です。
そしてその余裕は自信に繋がり、結婚や異性に対して積極的になりますね。
そして肩書きというのも大事です。
単なる会社員というよりも「医者」や「弁護士」という肩書があれば、
それだけで社会的地位があるという事になります。
もちろん給与もそれに伴ったものになりますので、探さなくとも結婚相手が見つかるくらいです。
事実、弁護士や医師の方の多くは早々に結婚して妻子持ちとなっている人が多く、
生活の方が安定しているのが良く分かりますね。
総じて、職業と給与が安定していて積極的に婚活を推し進める人が、
今の世の中においては肉食系男子と呼ばれています。
そしてそれは前の記事にてお話しした草食系男子とは全く逆の見られ方、
つまりは『結婚を望む昔ながらの積極的な男性』と捉えられるのです。
こうなってしまうと一目瞭然ですが、こうして見た場合、
明らかに世間的には肉食系男子の方が好まれていますね。
一時的に騒がれていた草食系男子も、いつしかこうした使われ方になってしまっているのは、
該当する男性にとっては弊害とも言えます。
しかし、世の中には生活に余裕があっても離婚する夫婦が絶えないのも現実です。
その点をどう見るかはその人次第になってしまうのですが、
一つ言わせていただくなら、
「結婚にお金は必要だけど、継続して家庭を築くならそれ以外も必要」
という事だけは、皆様に理解していてもらいたいです。